Getting Started
使い方
はじめての ハヌマット
このページは、Hanumat(ハヌマット)をはじめて使う方のための道案内です。出生データを入れ、チャートを立て、ダシャーを追う——その一連の流れを、画面に沿って順にたどれるように書いています。込み入った設定の話は後段にまとめましたので、まずは一枚のチャートが立つところまで、肩の力を抜いて進んでください。
解釈はあくまで占星家自身の技です。本ソフトはそのための盤面を整えるにすぎません。ここでは、その盤を整えるまでの手順だけを、静かにご案内します。
Hanumat はブラウザの上で動く計算ソフトです。インストールは要りません。下記のアドレスを開けば、そのまま使いはじめられます。スマートフォンでも動きますが、チャートを細かく読む作業には、画面の広いパソコンが向いています。
最初に行うのは、出生データの入力です。生年・月・日、時刻、そして出生地——この三つが揃えば、チャートは立ちます。
時刻は、できるかぎり正確に。一分の違いがアセンダントを揺らし、分割図を変えてしまうことがあります。出生地は地名で検索でき、緯度・経度とタイムゾーンは自動で補われます。
古い時代の出生など、現代の標準時が定まる前のデータを扱うときは、LMT(地方平均時)のチェックを使ってください。その土地の太陽に基づいた時刻で計算します。タイムゾーンの自動判定もはたらきますが、歴史的なケースでは、いちど手で確かめておくことをお勧めします。

データを入れて作成すると、ラーシ(D1/基本図)が表示されます。十二の室に惑星が配され、アセンダントが記されます。これが、すべての出発点です。
盤面の様式(北インド式・南インド式)は切り替え可能です。読み慣れた様式に合わせてください。惑星をたどり、室の主を見、在住と支配の関係を眺める——その地道な作業のための盤を、ここで整えます。

基本図ができたら、時の流れ(ダシャー)と、主題ごとの分割図へ進みます。
ヴィムショッタリをはじめとする各種のダシャーは、期間が入れ子に表示され、いま・過去・未来のどこを見ているのかをたどれます。分割図は D1 から D60 まで、目的に応じて呼び出せます。婚姻なら D9、職業なら D10、というように。
それぞれの詳しい内容は機能一覧にまとめています。ここではまず、チャートとダシャーが並んで見えること——その全体像をつかんでください。

Hanumat は、学派によって答えの分かれる論点を、設定で選べるようにしています。
アヤナムシャ(春分点の取り方)、ダシャー年の定義(三百六十日のサーヴァナ年など)、盤面様式——既定値は KN ラオ師の学統に沿う実践向けの組み合わせにしていますが、研究の目的で別の前提を試すこともできます。
何を選んでいるか分からなくなったときは、プリセット(既定)に戻せば、まず破綻のない計算に立ち返れます。設定の細部はよくある質問でも触れています。

計算が他のソフトと合わない、設定の意味が分からない、特定のダシャーや分割図の扱いを知りたい——そうした疑問はよくある質問にまとめています。
N.F. HASE
占術研究と実践のための道具として、無償で公開しています。
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